2004.1.24 東京駅 Break Station Live (vol.2)

2004年1月24日(土)Break station live

2度目のBreakStationLive。
いつものライブハウスとは違って、ストリートパフォーマンスであり
お客さんは常に動いている。
MAYUKOの歌声は通りすがりのあなたにどんな問いかけを
したのだろうか。

♪1 『春の風とアスファルト』
♪2 『美しい悪夢』
♪3 『必ずまた会える』
♪4 『決意』
♪5 『思いきり笑える日』
♪6 『Where have all the flowers gone
   ~花はどこへ行った~ (song by P.P.M.)』

リハではほとんどの人が通り過ぎたが、本番が始まり、1曲目を
弾き始めて間もなく、たくさんの人が足を止めてくれました。
30分といういつもより短い時間の中で、以上の6曲を短くアレンジして
演奏しました。この企画に出演するためのライセンス獲得のために
エントリーした曲・『美しい悪夢』をはじめ、今回もラストには
“あの”『花はどこへ行った』を歌いました。

最近いつもこの曲を歌う度に泣いてしまうMAYUKOですが、
MCではこの曲の歌詞について話し、その場にいる全員に
伝えたい想いというのが十分に伝わったと思います。
MCが終わり、この歌に入る前ほんの一瞬の小さな溜め息が
MAYUKOの溢れ出しそうな感情をグッと必死にこらえている事を
物語っていた様に感じました。「(泣くのを)こらえて歌えるように
修行しないとな(笑)」と前回ライブのMAYUKOパパ談でしたが
今回はちゃんと歌いきりましたね。

今回はわざわざ東京駅へ聞きに来て下さったり、そして偶然
通りすがりにいろいろな方が足を止めて聞いて下さり、
彼女の歌、曲がみなさんの心にどう届いたのでしょうか。

私がMAYUKOに出会ったのも本当に偶然でした。
飾らないまっすぐでキレイな歌声が自分の心を動かしました。
初めて聞いたたった1つの曲が実は私の20代の2度目の転機
だったのかなぁ、と昨日の帰りにふと思ったりして、その転機が
自分にとってとても貴重であり、流れに乗ってまたここから
頑張ろうと「決意」しました。

MCでは「私はこういう風に曲にして歌っていますけど、本当は
口ベタなんです」と言っていたけれど「何かで自分を表現できる人」
っていうのは常に自分の心の中で何かが動いているから、だから
人の心が動かせるんだなぁと思いました。それが魅力だと思います。

「感動」という字の中には「心」と「動」という字が隠れています。

たまたま通りかかってMAYUKOの曲を聞いて心動かされた人、
そんな今日の「感動」を胸にしまって、またライブハウスにも是非遊びに
いらして欲しいと思っています。そこにはまた新たな「感動」待っている
ことでしょう。これだけの方が足を止めて聞いて下さってとても感動的な
1日でした。MAYUKOの心の中で動いているモノが曲になったらまた
みんなに聞かせて下さい。その時は私もまた感動させられることでしょう。
お疲れ様でした。次回も頑張ってね!!

(text by かっしー)