2004.9.24 代々木 Cure*m



(MAYUKO本人による、お気楽ライブレポート)

9月24日、約1年ぶりに足を踏み入れたCure*mでは、
看板息子のバーテンダー兼PAの「ゆうたろう」くんが、
ステキなボンバヘッドで迎えてくれました。

というわけで、始まりました
「たくさん歌うよライブ@Cure*m」
1stステージのテーマカラーはBlack。
失恋をテーマにして構成しました。
M2「西武線」M3「震える唇」共に、
赤裸々な曲説明を加えながら、演奏開始。
(このへんから、すでにしゃべりすぎモードに
 突入していたのかも。。。)
重くて痛い2曲を終えたところで、
お母さんをテーマにしたM4「君のもとへ」
鍵盤が軽いせいか、イントロのフレーズが
うまく弾けなくて、ちょっと困りましたが、
セルフカバーであるこの曲が
「いい意味で力が抜けていて聴きやすかった」と
言ってくれた人もいました。(アリガトー!)

そして、M5「美しい悪夢」M6「必ずまた会える」
同じ世界観というわけではないのですが、
この2曲はいつもセットで歌っています。
「必ずまた会える」で、涙を拭う人がちらほら。
それが視界に入っちゃったものだから、
私も胸がぎゅぎゅーんとなって、正直あぶなかったです・・。

(休憩中)
客席にいる人たちと、挨拶がてらペチャクチャ話していたら
「ステージでもそんな風に、いっぱいしゃべってくださいよ!」と
言われたので、さらに調子にのり始めた私。

2ndステージのテーマカラーはWhite=笑顔です。
(それに合わせて、衣装も白にチェンジ)
何年ぶりだろう?ってくらい久しぶりに歌った
M7「信じることを怖がらないで」は
照れちゃうくらいの応援ソング。
でも、この曲を歌うことで初心に返れる気がしました。
M8「あはは」は、初めて岩手放送へ行った時に作った曲。
人のもつ、笑顔のパワーというのを知りました。
駅前広場、鯉のぼり、朧月夜、、、その日の風景を
思い出しながら歌いました。
ここで、ちょっと長めのMC=雑談開始。
「ライブドアの社長さん、やっぱりTシャツは
まずいんじゃないでしょうか~。」なんて余計な話を・・。

そして、高校野球をテーマにしたM9「つぶれたメガホン」
演奏の途中で、「ごめんなさい」なことがありつつも
アンケートでは「良かったです」とのコメントが多かったです。
そして、CDではバンドバージョンで収録されている
M10「幸せになろうね」、そして前回初披露した
M11「ただ好きなだけで」の2曲で、幸せモード全開です。
たぶん、にこにこ顔で歌ってました。
ちなみにこの2曲は、アンケートで人気No.2でした。
そしてラストは、平和への願いをこめたM12「ねがい」
実は、よく覚えていないのですが、
たぶん、、、心で歌っていました。最後まで。

終わってしまえば、あっという間の12曲。
今回は「集大成」的なライブをお見せできたかなぁ、
なんて少しだけ満足しています。
逢いに来てくださった皆さん、
本当にありがとうございました!!
これからまたライブがたくさんありますが、
毎回、どこか新しいMAYUKOを
お見せしていけたらと思います。
期待してください。そして、応援してください!!
(最後まで読んでくださってありがとうございました)           
                 MAYUKO 

ここで少し皆様からいただいたアンケートの
中身をご紹介させていただきます。
◆初めて聴く曲がほとんどでしたが、それぞれの曲の
 描く世界が目の前に浮かび上がり、ライブの魅力を
 存分に味わうことができました。
◆CDも十分によいと思っていたのですが、
 ライブではさらにその上をいっているな・・と。
 ライブを聴きに来て欲しいというのがよくわかりました。
◆今回のライブは、心のかさぶたがじゃがれそうな
 痛い曲もありましたが、最後には「ねがい」の歌のような
 気持ちになっています。
◆「ただ好きなだけで」を聴くのは2回目でしたが、
 前回と違い、聴いていて「そうそう!」といった感じで
 思える部分があったように思います。
 聴くたびに発見がありますね。 
◆「決意」にリクエストはなかったのですか?
 聴きたかったなぁ。あと「カステラ」も。
◆12曲もあったのに、全然長さを感じさせないライブでした。
<番外編↓↓>
◆細すぎます。ガシガシ食って下さい。
◆今度はミニスカートはいてください。ワンピースも可。
(女性からのコメントでした)

アンケートに御協力頂きまして、ありがとうございました。
今後の参考にさせていただくと共に、大切に保管します!!

(かっCライブレポート)

MAYUKOライブvol.31
今回はひさびさに沢山歌う2ステージライブ。
しかも皆さんから頂いたリクエストによって構成されているので、
MAYUKOさんにとっても、皆さんにとっても、
各曲にそれぞれ思い出や懐かしさがよみがえったことでしょう。

~1st stage~
♪1「聞こえるよ」
今では夏の曲の代表作のひとつ。夏の青空が大好きで
何年か前に離ればなれになる友達と「頑張ろう!」と
誓った約束をテーマに作られました。夏が来て、
青空を見上げる度にこの時のことを思い出すそうです。

♪2「西武線」
MAYUKOさんがよく利用する「西武線」。駅のホームで
もう会う事のない人との別れが描かれています。
もともとは「LOOK OUT」というタイトルだったのを改名して
Vol.17以来、久々の演奏。JR主催のBreak station liveにも
出演するようになったので、JRの曲「山手線」なんて
作曲してみてはどう?なんて声もあり。
MAYUKOさん、どうですか?(笑)

♪3「震える唇」
ずっと聴きたい曲でした。浮気をしてしまった彼女と
車の中での別れ話が曲になっているのですが、この曲の中で
MAYUKOさんがはじき出した答えは「許す=愛」だったのでした。
この曲はサビで転調(曲のキーが変わること)されており、
転調したことによって、サビの出だしの部分、「唇が震えて」
というフレーズに大きなインパクトを感じさます。

♪4「君のもとへ」
声優の新谷良子さんに楽曲提供したものを、セルフカバーとして
歌った3拍子の曲です。このタイトルの「君」は「お母さん」の
ことを指しており、今日もMAYUKOさんの歌声は
”君のもとへ”届いただろうか。

♪5「美しい悪夢」
今回最も人気があった曲でした。この曲の大きな魅力は軽やかに
流れるような演奏の格好良さではないだろうかと思います。
もともとは違ったメロディーだったのを、ある日インディアンハープ
のコンサートを見たのをきっかけに、ハープの流れるような
メロディーを自分の曲に取り入れられないだろうかと、再び作り
直したのが今の曲です。ムードがすごくあって、曲全体も格好よく
まとまっています。

♪6「必ずまた会える」
MAYUKOさんの代表曲の1つ。もう傷つくのはいやだけど
生まれて初めて愛したあなただから、またいつか会いたいという
何とも切ない感じがこの曲の持ち味。「生まれて初めて愛した」
というフレーズに、彼女の気持ちが強く浮かび上がってきます。

21:00スタート予定とお知らせしたつもりが、一部HPで
21:30スタートとお知らせしてしまった事に気付き、進行を
少し遅らせながらMCでは色々な話が飛び出しました。
MCが増えてより自然体なMAYUKOさんを見た気がしました。

~2nd stage~
♪1「信じることを怖がらないで」
僕もリクエストした曲。学生時代のMAYUKOさんを知っている
方にはお馴染みの名曲。大学受験にくじけそうになった
後輩の応援歌として作曲したのだとか。ストレートに胸に
飛び込んでくる歌、詞。MAYUKOさんらしいとても
あたたかいナンバーです。

♪2「あはは」
ラジオIBC岩手放送のディレクターさんがある時MAYUKO
さんの曲を聴いてとても気に入り、「ラジオ番組にしよう!」
と言ってくださったのが、この曲誕生のきっかけ。
「MAYUKOの世界」というラジオ番組が生まれ、それをどうしても
生で聞きたいと、盛岡へ出かけた時の出会いや思い出がこの曲に
つまっています。

♪3「つぶれたメガホン」
プロ野球はあまり見ないけれど、高校野球はよく見るんです、と
MAYUKOさん。去年の夏「熱闘甲子園」の番組で、泣きながら
ロッカールームへ消えていく選手を見て、この曲を書いたそうです。
このナンバーも夏の定番になりそうですね。

♪4「幸せに・・なろうね」
最新のCDにも収録されています。CDバージョンではギター・
ベースも加わった少しジャズの雰囲気もありますが、
弾き語りになると軽やかな印象を受けます。

♪5「ただ好きなだけで」
前回のライブで最も注目された曲。ライブ2時間前に完成した
ものを歌ってもらいました。本人が今最も大切にしている
ナンバーの1つだと思います。「幸せに・・なろうね」と
この曲は、ゆったりした大人っぽさを感じるバラードです。
「ただ」というフレーズに愛の強さを感じます。

♪6「ねがい」
3年前の9月、ニューヨークで起きたテロ事件。平和への
「願い」を込めて、自分の思いができるだけ沢山の人に
伝わるようにと何度も詞を書いては直し、今の作品に至ります。
この曲を聴けば聴くほど、曲の味がわかるし、またMAYUKOさんの
想いがとても伝わってくる曲だと思います。その「ねがい」が叶う
ことを僕も願っています。いつまでも歌い続けてください。

終わってみればあっと今でしたが、今回はリクエスト曲を中心にした
ライブだったので、思い入れのある曲をそれぞれに楽しめたのでは
ないでしょうか。また、知らなかった曲に出会えた方もいたと思います。
久しぶりにCure*mさんのゆったりした雰囲気での中、今日も楽しませて
頂きました。また今度、いつもとは違ったライブ形式も楽しみにしています。
次回も頑張ってください!!
(Text by かっC♪)